ブログ 入管法、在留資格、上陸許可 新規入国外国人の住民登録〜在留カードの取得 新規に外国人を日本に招聘する手続きを、以下の3つのステップ St.1 COE(在留資格認定証明書)交付申請 St.2 VISA(査証)発給申請 St.3 入国 によりご案内しました。 本稿では、St.4 として、新規来日外国人の住民登録についてご案内したいと思います。 St.4 住民登録 誰に交付されるの? "中長期...
ブログ 入管法、在留資格、上陸許可 上陸の拒否の特例 外国人の上陸の条件のひとつとして、上陸拒否事由非該当性があることについては、既にご案内したとおりです。 従前、上陸拒否事由のひとつである強制退去歴のある外国人が日本に入国する際、 1.入国審査官による通常上陸審査の他(「第1の盾」)、 2.特別審理官による口頭審査における認定(「第2の盾」)、 3.認定結果を受けて、法...
ブログ 入管法、在留資格、上陸許可 法務大臣への異議申出と法務大臣の裁決〜第3の盾 上陸条件を満たさない外国人が、特別審理官による口頭審理で、上陸条件不適合であると認定されてしまったケースの続きです。 この認定に対し、当該外国人は2つの選択肢があります。 ひとつは、認定に服す旨を表明し、「異議申出放棄書」に署名し、「退去命令書」を受け取るという選択肢。 もうひとつは、「認定通知書」受領日から3日以内に...
ブログ 入管法、在留資格、上陸許可 口頭審理〜第2の盾 「上陸拒否=上陸の申請に対する拒否処分」であるわけですが、まさに申請者(=入国審査官に上陸を拒否された外国人)にとっては、不利益な処分です。 行政関連法の一般・通則法たる行政手続法は、「不利益処分」を、 行政庁が、法令に基づき、特定の者を名あて人として、直接に、これに義務を菓し、又はその権利を制限する処分。 と定義して...
ブログ 入管法、在留資格、上陸許可 出入国港での水際対策〜第1の盾 前稿からの続きです。 ついに、在留資格認定証明書と査証を手にした外国人が日本に到着しました。 あとは、在留資格認定証明書を入国審査官に提出して、旅券に認証が施され、在留資格と在留期間の決定がなされれば、ひとまず安心の場面ではあります。 St.3 入国 外国人が日本に上陸するに際して満たすべき条件については既にご案内した...
ブログ 入管法、在留資格、上陸許可 外国人の上陸パターン〜主戦場は何? 外国人が本邦に上陸する際の型を整理しておきます。 視点は2つ。 1. 上陸予定の外国人の所持する旅券が査証免除国のものか否か? 2. 取得を予定する在留資格が短期滞在が否か? 外国人の所持する旅券が査証免除国のものであるかは、こちらで確認できます。 A.「査証免除国+短期滞在」パターン 旅券が査証免除国のもので、取得予...
ブログ 入管法、在留資格、上陸許可 新規来日外国人(短期滞在以外)の上陸許可〜在留資格と在留期間の決定 前稿にあるように、就労等の目的で新規に来日する外国人(短期滞在以外)が本邦に上陸(入国=外国人が本邦の領空・領海に入ること、上陸=外国人が本邦の領土に足を踏み入れること)し、"在留資格"及び在留資格の決定に伴う"在留期間"の決定を入国港において、入国審査官から受ける必要があります。 本邦に新規に入国し、上陸する外国人は...
ブログ 入管法、在留資格、上陸許可入管法、在留資格 在留資格(3)〜外国人の日本での生活の第一歩 "新たに来日した外国人"が在留資格の決定を受ける(在留資格を取得する)には「一般上陸の許可」を受けることが必要となります。 「一般上陸の許可」を受けなければ、「在留資格に該当する活動を行うんだからいいでしょ!」といくら声高に叫んだところで、本邦における法的地位たる在留資格を取得することはできません。 つまり、新規に来日...