ブログ 入管法、在留資格、上陸許可 外国人の上陸パターン〜主戦場は何? 外国人が本邦に上陸する際の型を整理しておきます。 視点は2つ。 1. 上陸予定の外国人の所持する旅券が査証免除国のものか否か? 2. 取得を予定する在留資格が短期滞在が否か? 外国人の所持する旅券が査証免除国のものであるかは、こちらで確認できます。 A.「査証免除国+短期滞在」パターン 旅券が査証免除国のもので、取得予...
ブログ 入管法、在留資格、上陸許可 新規来日外国人(短期滞在以外)の上陸許可〜在留資格と在留期間の決定 前稿にあるように、就労等の目的で新規に来日する外国人(短期滞在以外)が本邦に上陸(入国=外国人が本邦の領空・領海に入ること、上陸=外国人が本邦の領土に足を踏み入れること)し、"在留資格"及び在留資格の決定に伴う"在留期間"の決定を入国港において、入国審査官から受ける必要があります。 本邦に新規に入国し、上陸する外国人は...
ブログ 入管法、在留資格、上陸許可入管法、在留資格 在留資格(3)〜外国人の日本での生活の第一歩 "新たに来日した外国人"が在留資格の決定を受ける(在留資格を取得する)には「一般上陸の許可」を受けることが必要となります。 「一般上陸の許可」を受けなければ、「在留資格に該当する活動を行うんだからいいでしょ!」といくら声高に叫んだところで、本邦における法的地位たる在留資格を取得することはできません。 つまり、新規に来日...
ブログ 入管法、在留資格 在留資格(2)〜外国人は日本で自由に働けるの? 前稿では、本邦における外国人の法的地位たる「在留資格」と本邦への入国との関係について触れました。 本稿では、本邦で法定されているは在留資格にはどのようなものがあるのか言及したいと思います。 在留資格の種類は、入管法の別表第一及び別表第二に掲げられています。 別表は、第一と第二に分かれており、別表第一はさらに一から五まで...
ブログ 入管法、在留資格 在留資格(1)〜外国人に入国の自由はあるの? 当事務所は、所謂「入管業務」をはじめとする国際業務を主に扱う行政書士事務所です。 入管業務につき、オファーから受任までの大まかな流れをシンプルに示すと以下のようになります。 申請人である日本内外の外国人や外国人の国内での所属機関・活動機関・契 約機関)からの当事務所へのお問い合わせの後、 当事務所において外国人や所属...
ブログ ロシア、観光 ロシアのインバウンド状況-2019年 ロシア旅行業者協会が、ロシア国境警備庁(上級庁はロシア連邦保安庁)が公表した2019年の外国人入国者数を掲載しています。 2019年の入国者数は、32.866.137人(2018年比で3.156.000人増)であり、前年に比べて微増。 更に、入国者数全体のうち、観光目的の入国者数は、5.100.000人となっており、前...
ブログ 日露関係、サハリン州、領土問題 「共産」与野党? ロシアの改憲ワーキンググループのメンバーである俳優・映画監督であるウラジーミル・マシコフ氏が日本を含む諸外国との「領土交渉打ち切り」を提案したことを先日お伝えしましたがた、今度は、「ロシア共産主義者党」サハリン支部で、マシコフ氏の提案が支持されたとのことです。 同党年次総会の席上、フョードル・マチューク氏は、同提案を、...
ブログ サハリン州、姉妹都市交流 サハリン州3市が合併? サハリン州を訪問したユーリィ・トゥルートネフ副首相兼極東連保管区全権代表が、ユジノサハリンスクによる、コルサコフ・アニヴァとの3市合併案に好感触を示しているとのことです。 SAKHALIN.INFOが伝えています。 実現すれば、北海道の対岸に人口268.000人と、空港・海港を有する自治体が誕生することに。 実現した暁...
ブログ 日露関係、経済 在札幌ロシア総領事インタビュー4「ロ日協力の展望」 最終回です。平和条約、地域・姉妹都市交流年、査証発給体制と続き、最後のテーマは、2国間協力の展望です。 ロシア国営ノーヴォスチ通信が伝えています。 本省第3アジア局ロ日経済協力部長や駐日ロシア連邦大使館にて経済部参事官を歴任されたマーリン氏は、在札幌ロシア総領事として、ロシア国内の自治体(=連邦構成体)と北海道との経済...
ブログ 日露関係、査証 在札幌ロシア連邦総領事インタビュー3「査証発給体制」 平和条約、日ロ地域・姉妹都市交流年に続くテーマは、入国査証(ビザ)発給体制。行政書士として是非とも注視したいテーマでもあります。 ロシア国営ノーヴォスチ通信が伝えています。 ロシアは数年前から日本に対し、査証(=ビザ)なしに両国民が互いの国に入国できるよう要請を続けています。 マーリン総領事によれば、ビザ撤廃要請は6年...