上陸拒否対象地域からの上陸:「特段の事情」でも触れたとおり、法務省が示す「特段の事情」の例示として、入管法16条にある航空機の乗員(クルー)が含まれていました。同条にある「乗員」とは航空機の乗員のみならず船舶の乗員でもあります。 この「特段の事情」には、船舶乗組員の上陸も含まれているのでしょうか? この件につき、道内港...
入管法、在留資格、上陸許可の記事一覧
法務省(出入国在留管理庁)が、 報道発表資料「新型コロナウィルス感染症に関する上陸拒否の措置に係る"特段の事情が認められ上陸を許可した人"の内訳について」 及び 同資料別紙速報値「特段の事情が認められ上陸を許可した人の内訳上位20か国・地域(4月1日〜4月12日合計)」 を公表しています。 国籍・地域別内訳 4月12日...
前稿からの続きです。 上陸申請前14日以内に、87の「上陸拒否対象地域」における滞在歴がある外国人を、今日時点で本邦に上陸させる際、日本国はいかなる条件を当該外国人に要求しているのでしょうか? 4月27日付で法務省が公開している「新型コロナウィルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否について」の記述から判断するに、ひとことで...
新型コロナウィルスの感染拡大に連動して、3月19日、3月27日、4月3日と拡大されてきた外国人の上陸拒否の対象地域が、日本時間4月29日午前0時点から更に拡大されています(発表は4月27日)。 以下の3つのいずれかに該当する場合、上陸拒否になります。 1.上陸申請日前14日内に以下の87の「上陸拒否対象地域」での滞在歴...
前稿からの続きです。 新型コロナウィルス感染拡大が著しい73の上陸拒否対象の国・地域からの来日外国人の特例上陸要件である「特段の事情」について、法務省は公開している「速報値」・「報道発表資料」の中で、以下のように例示しています。 1. 国際線の航空機の運航のために必要な乗員(クルー)で、航空機の乗り継ぎ等のために短期間...
今日現在、本邦法務大臣は、当分の間、73の国・地域に滞在歴がある外国人等について、 特段の事情がない限り、 出入国管理及び難民認定法第5条第1項第14号に該当するもの(=法務大臣において日本国の利益又は公安を害する行為を行うおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある者) として、上陸を拒否することとしています。 つま...
ロシア国外に在るロシア国民の本国への帰国便が再開するとのことです。 新型コロナウィルス感染拡大局面にある今、在外邦人の中には本邦帰国を希望される方も少なくないと思われます。 一方で、今日時点で、緊急事態宣言が現実となりつつある本邦でも帰国を希望する在留外国人も少なくないと想像されます。 現在ロシア国外には帰国を希望する...
本邦法務省が、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、3月27日に発表した上陸拒否対象外国人の範囲を拡大しています。 日本時間4月3日午前0時より以下の73の国・地域における滞在歴がある外国人が対象となります。 出国を予定している本邦在留外国人には、従来以上に慎重な判断が求められそうです。 *4月3日以降に出国した外国人...
本邦法務省が、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、3月19日に発表した上陸許可対象外国人の範囲を拡大しています。 3月27日時点での対象地域を整理しておきます。 根拠条文:出入国管理及び難民認定法第5条第1項第14号 第5条 次の各号のいずれかに該当する外国人は、本邦に上陸することができない。 十四 前各号に掲げる者...
今月19日時点で本邦法務省が発表した入国制限に続き、日本政府からさらなるアクションがありました。 ロシア連邦が対象国から外れているからでしょうか。 ロシアの通信社も報道しています。 政府は、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、24日、欧州18ヶ国とイラン全土に直近2週間以内の滞在歴がある外国人を入国拒否の対象とする...
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